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ザ・スーパー・ポップ宣言

電波ポップの世界

電波ポップの世界(1)

THE WORLD OF DENPA SONG POP (1)

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電波ポップの世界(1) (2) (3)

電波ソング大賞(1) (2) (3) (4)

電波ポップ動画の世界

アニソンポップの世界(1) (2) (3) (4) (5)

アニソンポップ映像の世界(1) (2)

アイドルポップの世界(1) (2) (3) (4) (5)

アイドルポップ映像の世界

アイドルマスターの世界

「恋はあせらず」トラック世界大会



電波ソングとは、特にアニメソングやゲームソングなどにおいて、その歌詞が「常軌を逸したもの」、「面白い・笑えるもの」、「極度にエッチなもの」、「異常行動・異常性癖を表現したもの」、「フェチ度の高いもの」などを言います。また、「ハイハイ・キュンキュンといった合いの手が入る」、「マシンガンのように早口で歌う」、「極度のロリータヴォイスで歌う」等の特徴を持つ曲が多く見受けられます。

このコーナーではそんな電波ソングをとことんポップにこだわって紹介していきます。ポップと言っても人により捉え方は様々ですが私の場合、『明るく、乾いていて、爽快で、弾けてて、高揚感があり、ミディアム以上のテンポで、テンションが高く、黄金律と呼ぶに相応しい流暢なメロディを持つ』ものを、ポップと捉えてます。

尚、私は各楽曲を『純粋に』音楽・楽曲としてだけ捉えて聴いています。特定のアニメ、ゲーム、声優、アーチスト等に対する思い入れは特に持ち合わせておりませんし、あったとしてもそれを評価に反映させることはありません。

便宜的にポップな要素を点数化し合計点を出しています。結果数値を偏差値と考えるとうまい具合にポップ度を表す数値としてちょうど良い数値になりますので、合計点数をポップ偏差値としました。尚配点は各10点、「ボーナス( )」の項目のみ配点は5点です。

以下、まだまだ聴き始めて間もない若輩者ですので、暖かい眼差しで見守って頂けますと幸いです。また、ポップでお勧めの電波ソングがありましたら、是非教えて下さい!(2007年頃からアニソンポップの世界で紹介してきた古い記事を含みます。)


【 ポップ偏差値 70

LUCHICA / バトルできゅんっ!なキングダム☆ '10 作詞/深雪まな,LUCHICA
作曲編曲/LUCHICA 音楽/SNOW with千鶴クリエイティブ 「プリンセス☆ストライク!」主題歌




いきなり!王様ライフADV「プリンセス☆ストライク!」主題歌で通販予約特典「サウンドトラックCD」収録曲。曲は可愛らしい萌えシンガーの歌う電波ソング。スピード感のある軽快なリズムに、明るく楽しい曲調。器楽的には機械臭きつめだが、メロディの良さはそれを補って余りある。なだらかなAメロ、転調するBメロ、そして見事な曲線を描き、高く突き抜けるサビメロ等どれも甘みと可愛らしさ、そして電波ソングでありながら品の良さを感じさせる秀逸なもので味わい深い。特に「キミと ラブラブきゅんっ!な恋模様 カラダ中が熱くて 妄想の誘惑アタマてんてこ舞い!」のサビ部分には可愛らしい歌詞と相まって、もうメロメロ・・・。

更に作詞、作曲、編曲までこなしてしまうヴォーカルのLUCHICAさんの激甘ロリータ・ヴォイスも非常に魅力的。その少し鼻にかかったような甘い声質は、やはりロリータ系電波シンガーでエナメル・ヴォイスの持ち主、桃井はるこ嬢から人口甘味料を抜いたようなナチュラルさを感じさせ、その唱法も明朗快活ながら同嬢からあざとさ(笑)を取り払ったかのような奥ゆかしさをも同時に感じさせる。ずばり個人的に大好きなタイプで、電波ソング界に新星現るという感じですネ。彼女の持ち歌はWEBで検索しても他には「TIMEリミット☆ズッキューん!!」以外に見当たらないようだけど、その作曲能力と萌え/電波歌手としての類稀なる才能をきゅんっ!きゅんっ!と魅せつけて欲しいものです。(追記:LUCHICAさんは、この後しばらく新曲が出ていないようです。是非とも活動再開して下さい。)

「ニコニコ動画」でショート・バージョンが聴けます。なお、この曲のフルバージョンは2012年3月現在WEB上では見当たらない上、メーカー直販の通販予約特典であった「サウンドトラックCD」も全く市場に出回っていない超激レア品(画像すら未見)でほぼ入手不可能。関係者各位におかれましてはこの曲を何とか広く一般に流通させて頂きたいものであります。
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(激萌え歌手)ポップ偏差値合計
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(関連情報)
【吉報】人類史上最萌えの電波ソング歌手LUCHICA嬢の新曲制作決定!【朗報】



2010年12月に「バトルできゅんっ!なキングダム☆」で、突如電波系萌えソング界に出現し、その激甘ロリータ・ヴォイスで一部マニアをメロメロに萌えさせた人類史上最萌えの電波系萌えソング歌手のLUCHICA嬢が、2012年11月22日発売予定のAVG「ピンポンぱんつ! -湯河原学園美少女☆温泉卓球部-」の主題歌を歌うことに決まりました。

ロリータ系萌えヴォイスと言えば、古くは1950~60年代のアメリカのジャズシンガーのBlossom Dearie、1990年代に日本のアイドルポップシーンで活躍したCOCOの三浦理恵子嬢と続き、そしてついに2010年代の電波ソング界から人類史上最萌え本命のLUCHICA嬢が満を持しての登場という感じでありました。

然しながら2011年4月の二作目「Timeリミット☆ズッキューん!!」(8分の所から)以来、実に1年以上音沙汰が無く、一部マニア(っていうか私)をヤキモキさせていただけに実に嬉しい復活です。しかも挿入歌の茶太嬢、エンディング曲のRITA嬢という当代人気歌手を差し置いての主題歌大抜擢ですから尚更嬉しいですね。

曲のお披露目まではまだしばらく時間がかかりそうですが、これを契機にLUCHICA嬢が更なる飛躍をされ、より多くの楽曲においてその類稀なる可憐な歌声を披露されるることを切に願います。

FRIPSIDE NAO PROJECT! / せな★せな@Surprise!! '08 作曲編曲八木沼悟志

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『せなか:オタロードBlog「せな★せな」テーマソング』と書かれてますが、これでは一体何の事かさっぱり分からないので調べてみると、せなか企画という会社がやっている「オタロードBlog」というブログが有り、その会社の作っているコミックや小説で展開されている「せな★せな」という作品のテーマソングということらしいです。曲を作っているのはNAOという女性シンガーを中心とした「FRIPSIDE NAO PROJECT!」という音楽チームで、本曲は彼女達の1STアルバムの「FRIPSIDE NAO PROJECT! / Rabbit Syndrome」及び「せな★せなキャラクターソング集」に収録されています。

曲は「ハイハイ」合いの手の入る爽やかで明るいテクノポップ。リードの少し鼻に掛かった歌声はいわゆるロリータ系の萌え声ではない落ち着いたもので聴きやすいかも。それとは対照的に随所に入る合いの手(クレジットは無いがNAOによるものと思われる)は瑞々しい魅力に溢れたロリ声で、そのコントラストがこの曲の大きな特徴。「ほぃ♪」といった愛嬌ある掛け声、「ハイ☆ハイ☆」の肯定感に満ちた快活さ、更に「1・2・3★ハイ!」の掛け声の弾けっぷりがイイですネー。

メロディはキャッチー&なだらかで親しみ易く、ピポパ感たっぷりのテクノなキーボード・ソロが可愛らしい。ユーロビート風なリズムは個人的に趣味ではないけれど、スピード感のある展開と高揚感のあるメロディ、爽快で華やかなサウンドが素晴らしいと思います。

「ニコニコ動画」で試聴できます。尚、FRIPSIDE版には「せな★せな@Surprise!!生物RMX」というリミックスバージョンも収録されていますが、重低音を強調したクラブミックスで原曲の持ち味を押し殺した内容でチト残念。
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(1・2・3★ハイ!)ポップ偏差値合計
8888710610570


【 ポップ偏差値 69

ave;new feat.あべにゅうぷろじぇくと / ラブリー☆えんじぇる!! '07 作曲編曲どれちゅ

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パチスロ「快盗天使ツインエンジェル」主題歌。「あべにゅうぷろじぇくと / A LA MODE」収録曲。ボーカル/佐倉紗織&井上みゆ パーティボイス/草柳順子&きこうでん☆みさ&どれちゅ 演奏・プログラミング/どれちゅ

ぬぅわんとパチスロ・ポップである。「LET'S GO FEVER TIME! (A-FUA♪)」の威勢のいい掛け声と共に始まるので、大当たりの開始を告げるテーマソングのようなものか。その目的通りの実に景気のイイ、脳内快楽物質無制限放出的な大ポップ大会となってます。初めて聴いた時は「下品で掛け声が威勢のイイだけのロリ声・駄ポップ」ぐらいにしか感じなかったんですけど、何故か「キュンキュン」の合いの手(パーティボイスというらしい)が耳に焼きつくので、高尚で崇高な私の心の扉をちょっとだけ開いて慎重に聴きこんでみたら、まんまとこのロリ声・駄ポップの虜になってしまいました。イエイ☆

基本は明るく元気でノリノリなハウス風アニソン・ポップ。ブルマやスクール水着臭がプンプン漂うロリ声のリードの歌うAメロはいまいちも、張りのあるピチピチと弾けた歌声で切れ込んでくるBメロへの展開部分はなかなか。サビも悪くないが、なんと言ってもこの曲の最大の魅力はそれらを随時盛り上げる合いの手(パーティボイス)の引き締まったハイテンションなロリ声でしょう。ハイハイ!

「キュンキュン」が最も魅力的だけど「ハイハイ!」もオヤジ殺し効果絶大なキュートさ。オヤジには理解不能な「A-FUA♪」も聴きこんでいくうちにその摩訶不思議な魅力に引きずり込まれていく。一度嵌ったら病み付きになること受けあいのロリ声ポップに心を開いてみてネ!キュンキュン☆キュキュン!

快盗天使 ツインエンジェル FullSizeVersion (C)TRIVY(公式ムービー)

アイドルマスター 「ラブリー☆えんじぇる!!」 雪歩・やよい(アイドルマスター版)
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(ロリな合いの手)ポップ偏差値合計
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高槻やよい(仁後真耶子) / キラメキラリ '07 作曲神前暁 「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 02」収録

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アイドル育成ゲーム「アイドルマスター」のアイドル「高槻やよい」のキャラクターソング。ゲーム内では使用されておらず、高槻やよいのキャラクターアルバムに収録されています。仁後真耶子さん演じる彼女は、貧乏だけど健気で明るくポップなキャラが人気で実際にゲームをしたことのない人にも大受け。ただし設定年齢は13歳と低く、更に二次元キャラということで、やよいが好き!と公言しようものなら「キモオタ」のレッテルを貼られることは避けられません。

曲はそんな彼女のキャラを上手く反映させた明るく元気なロリータポップ。音的には打ち込み臭のあるテクノ風スカ・サウンドといった感じでスピード感と歯切れの良さが特徴的。そして何と言っても仁後真耶子さんのヴォーカルが強烈で曲全体を完全に支配しています。幼げで拙く、呂律が回らない感のある歌声で威勢良く歌いまくります。肯定感に満ちた陽性で張りのある瑞々しい声質がまたイイ!

歌詞はほとんど意味を為さないけど、その歌詞さえよく聞き取れない程に勢い最重視で歌いまわす様は実に味があります。所謂ヘタウマの極致という感じですね。特に2分16秒の辺りの「聞き取り不能箇所」は大胆かつ荒削りで、まともに発声せずに堂々と歌い飛ばしてしまう様は爽快ですらあります。「キュンキュン」、「チュチュ」、「ポチっとな」といったオカズの擬音語も美味。

渋谷系なフリッパーズギターとかフリーソウルとか言って一見お洒落系に見えるかも知れない当ブログですけど、ごめんなさい、どうやら私もキモオタだったみたい、、、。うっうー、残念ですぅー。

キラメキラリ やよい (フルバージョン)

アイドルマスター キラメキラリ 圧縮版 やよい (人気のMAD動画)
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(ヘタウマ)ポップ偏差値合計
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* 「キモオタだった」・・・となりの801ちゃんが単行本第3巻でやよい好きな自分に気付き、絶望のうちに発した名言。

【 ポップ偏差値 68

LUCHICA meets MOSAIC.TUNE feat.初音ミク / 真夏のレターレインボー '16 作曲nana 編曲nana・MOSAIC.TUNE



当ブログで先日取り上げた「MOSAIC.TUNE / 真夏のレターレインボー」は、弾けた合いの手が素晴らしい会心の電波ソングでしたが、歌がヴォーカロイドということで試作品的印象がぬぐえない歯がゆい作品でした。その曲を、ぬわんと当ブログで人類史上最萌えの呼び声高い萌え系電波歌手のLUCHICA嬢が歌ってくれたのがこの曲。

MOSAIC.TUNEによる明るく元気なサウンドをバックにLUCHICA嬢が生き生きと歌い上げ、畳みかけるように電波色の濃い溌剌とした合いの手が入る。元々明るくポップな曲を得意にしていただけに、まるでこの曲が最初から彼女が歌う為に生まれてきたかのような相性の良さを感じさせます。LUCHICA嬢の甘く可愛らしい歌声でオリジナルにアレンジを加えた唱法を随所に展開する様は、将に曲に「命」が吹き込まれた感じです。

特に1分50秒の「ため息ばかりダネー」の貯めて放出する感じ、後半3分00秒の「君まで届かないなら、私が代わりに届けてあげるぅー」のお道化た感じ等は将にルチカ節全開!これぞ萌えソング!といった感じの素晴らしい歌唱です。オリジナルでは主役と言って良かった合いの手が霞んでしまう程の勢いを感じさせますね。尚、この合いの手部分は聞くところによりますと、4種類の初音ミクやリン・レン、さらに種類の違うコーラスを複数かけて音程の違う声を増やして多人数の人間っぽい感じを狙って作られたそうです。私はてっきりヒューマンものかと思っていましたが、流石手が掛かっているだけあって素晴らしい出来ですね。

「YOU TUBE」や「ニコニコ動画」で聴けます。私のオススメは3番目の「つみ式ミク」版。初音ミクが元気に歌って踊って曲の魅力が更に増す感じ。

真夏のレターレインボー LUCHICA meets MOSAIC.TUNE feat. 初音ミク(静画のみ)

真夏のレターレインボー 肉入りバージョン 初音ミクPV付 by LUCHICA(物語風プロモ・ビデオ仕様)

【MMD】つみ式ミク 真夏のレターレインボー 肉入り版 by LUCHICA(初音ミクが歌って踊ります)←ポップでお勧め!

【MMD】水着あぴミク 真夏のレターレインボー LUCHICA feat. 初音ミク(初音ミク水着衣装)

【LUCHICA】歌ってみた 真夏のレターレインボー【足太ぺんた】踊ってみた(人気の踊り子さん)
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(萌え歌唱)ポップ偏差値合計
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【 ポップ偏差値 67

さくひま*ひまさく(加藤英美里&三森すずこ) / 恋のダブルパンチ '12 作曲イイジマケン 編曲イイジマケン/ピエール/村山シベリウス達彦 「ゆるゆり♪♪」



TVアニメ「ゆるゆり♪♪」の人気キャラ、大室櫻子と古谷向日葵のデュエットソング。曲中の妙な会話が気になるのでアニメを全話見て確認したところ、この二人(さくらこ&ひまわり)は軽い百合関係にあるようです。曲は明るく元気でやたらテンションの高い、少しコミカルな雰囲気のあるポップソング。代わる代わる歌い、早口になったり会話が入ったりと情報量が多く楽しい雰囲気がいいね。可愛らしい女の子が「パンチ」とか「キック」とか暴力的な言葉を発するギャップ萌えも。「ハイ! ハイ! ハイ! ワッショイ!」の掛け声も瑞々しくてイイ。

「YOU TUBE」でPVが見れます。なんと歌手(声優さん)による実写版。甲高い萌えアニメ声が実際に生身の女性から出てくる様子は免疫の無い者は相当面食らいそうですね。
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(情報量)ポップ偏差値合計
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藤原鞠菜 / ラジカル☆キッス・イノベーション! '10 作詞作曲磯村カイ 「絶対★妹原理主義!! 主題歌」

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兄とは永遠に報われない生き物なのさAVGというテーマのPCゲーム「絶対★妹原理主義!!」主題歌。2011年6月現在どうやらCD収録は無く、メーカーのHPからフルバージョンがダウンロードできるだけのようです。

作曲は「1×8ラブバレット」でお馴染みの磯村カイで、サウンドもほぼ似たような機械臭漂うユーロビート風。基本的に絶対★生音原理主義な私の個人的嗜好からはかけ離れた音造りなんだけど、如何せん電波ソングとして出来がイイ。(因みに2010年度電波ソング大賞では投票はたった1票で第40位、、、私も完全に聞き漏らしていました。)

ボーカルは「1×8ラブバレット」の井上みゆ同様ロリータ系の可愛い萌え声で、時折早口を交える箇所なども魅力的。加えて後半に頻出する「ヘイ!」や「オー!」といった明るい合いの手が瑞々しさバッチリで、適度に力の抜けたやる気の無さ加減を含めて実に味のある効果的な内容になってます。途中のセリフや「Chu!」の擬音も楽しいネ。ということで個人的な2010年度電波ソング大賞はこの曲となります。

[藤原鞠菜]ラジカルキッス・イノベーション_絶対妹原理主義_主題歌1
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(萌え合いの手)ポップ偏差値合計
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阿澄佳奈、水橋かおり、新谷良子、後藤邑子 / ?でわっしょい '08 作曲Tatsh 編曲安藤高弘

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TVアニメ『ひだまりスケッチ×365』オープニング主題歌。4人の女性声優による明るく快活な曲で「わっしょい」というタイトルからも分かるように、元気いっぱいなお祭り騒ぎ的賑わいのある曲。コミカルでリズミカルな歌詞を勢いよく歌いまくる様が楽しいネ。個人的には「わっしょい」という純和風な言葉の響きにいまひとつ感情移入しきれないんですけど、女子高生の若さゆえの破天荒で怖いもの知らずなグルーヴ、瑞々しさがうまく表現されてますね。

日本の応援用手拍子の三三七拍子を曲にうまく融合させたアニソン・手拍子ポップの代表曲と言えば「五條真由美 / ゲッチュウ!らぶらぶぅ?! (ふたりはプリキュア)」がありますが、こちらは二三四拍子を取り入れた曲。(厳密には「タンタン、タタタン、タタタタン、レッツゴー」のレッツゴーの部分を二拍子とし二三四二拍子と数えるべきかも。)大胆にも直接かつ全面的に笛の音を導入することで、カーニバル・サンバのような熱いグルーヴを生み出すことに成功しました。コンサート会場で皆で一緒にホイッスルを吹きまくったら楽しいでしょうねエ。(その後、二三四拍子の代表曲として「ROUTERS / LET'S GO」(元ネタ?)があるとのご指摘を頂きました。)

オープニングアニメ(TVサイズ)が「YOU TUBE」で見れます。

フルバージョンが「ニコニコ動画」で聴けます。
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(ホイッスル)ポップ偏差値合計
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【 ポップ偏差値 66

MOSAIC.TUNE / 真夏のレターレインボー '13 作曲nana 編曲nana・MOSAIC.TUNE



MOSAIC.WAVのボーカロイドサウンドにおいてのユニット「MOSAIC.TUNE」の楽曲で、アルバム「トランジスタの道化団 ~Heartsnative3~」収録曲。MOSAIC.WAVのアルバム「Astronomical Φ AKIBA-POP!!」に収録されている「DA DA DA DANCING ~真夏のレターレインボー~」とは歌詞やアレンジが異なります。何より特徴的なのはヴォーカルがヴォーカロイド「初音ミク」によるものであること。

萌え系電波ポップにおいては、その萌え声歌手の歌声(声質、唱法)の魅力が大きな比重を占める場合が多いので、所謂ヴォーカロイドの楽曲はほとんど語られることが無かった。(それは多くの「YOU TUBE」や「ニコニコ動画」の電波ソング・メドレー動画を聴けば明らか。)その意味では亜流とも言える作品であるが、そこは電波ポップの雄、MOSAIC.WAVの手腕で見事に電波ポップへと昇華している。彼らの既存の電波ソングのように歌詞そのものには電波要素は皆無であるが、明るく元気な曲調にピコピコ・サウンド、そして何より明るい合いの手が決めてとなっている。メロディも良く出来てはいるが、比較的大人しい内容。それを歌う初音ミクの歌は個人的には全く魅力を感じない、無機質で平坦、無味無臭なもの。しかし、それを補うかのように畳みかけるポップに弾けた合いの手が素晴らしい。「ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!」といった定番に加え「ポンポンポポポン、ポポポポン」のスピード感とグルーヴ感がポップに聴く者の脳を侵食する。中毒性の高い素晴らしい曲であるが、如何せん初音ミクということで、どうしても試作品的印象がぬぐえない。是非とも萌え系電波歌手により「命」が吹き込まれた「歌ってみた」版が聴いてみたいものです。どなたかお願い!

「YOU TUBE」で聴けます。
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(合いの手)ポップ偏差値合計
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LUCHICA meets 磯村カイ / 恋のお願い☆ヒ・ト・リ・ジ・メ☆ '14 作曲編曲磯村カイ



「LUCHICA meets 磯村カイ」・・・この組み合わせを聞いて胸をときめかせる者が一体この世に何人いるのだろうか?当ブログのアニソンポップの世界の第1ページ目に燦然と輝く萌え系電波ソング界の二人のスーパースターの夢の競演である。『バトルできゅんっ!なキングダム☆』での歌唱が人類史上最萌えであるLUCHICA嬢と溌剌とした合いの手入り電波テクノの『ラジカル☆キッス・イノベーション!』や『1×8 ラブバレット』の磯村カイ氏。作品の良し悪し以前に、まずはこの世紀の夢の電波競演が実現したことに心から感謝したい。

曲は磯村カイ氏お得意のイケイケ電波ソング。テクノでポップなサウンドに明るく元気な曲調です。磯村氏の作品の特徴はイケイケなサウンドでありながら、メロディがすこぶる良質なところですが、本作においてもその才能が遺憾なく発揮されています。LUCHICA嬢の歌声も相変わらず可愛らしいですね。甘えたロリータ・ヴォイスにいたづらっぽさを加えた声質は味わい深く魅力いっぱいです。磯村氏の流麗なメロディともよく馴染んでいるようですね。

更にこの曲の電波ソングとして魅力を増幅させているのが大量に挿入されている合いの手の数々。溌剌とした「ヘイ!ヘイ!」、愛嬌のある「ハイ! ハイ!」のほか随所に入る可愛らしい萌え系合いの手の数々は曲に歯切れの良さと瑞々しさを供給しています。曲の長さが5分30秒もあり、たっぷりとキュートな電波世界を堪能できるのもイイね!因みにジャケのイラストは『MOSAIC.WAV / おとこの娘のトビラ』の「ひろひろき」氏で明るく弾けた可愛らしい女の子が曲のイメージ通りで素晴らしい。

「YOU TUBE」「ニコニコ動画」でショート・エディットが聴けます。初音ミクによるみくみっくすもあります。販売先HPはこちら
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(激甘ロリータ)ポップ偏差値合計
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少女病(井上みゆ 片霧烈火 茶太 他) / Love Flavor '06 作曲少女病&ピクセルビー 編曲ピクセルビー 「admiration」

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2000年代電波ソング大賞第7位の曲で、少女病という同人音楽制作集団が作ったI'VEへのトリビュートアルバム「admiration」収録。少女病のメンバーは、井上みゆ 佳織みちる 片霧烈火 茶太 とろ美 葉月ゆら monet ゆいこ 留桜良姫の総勢9名。これらそうそうたる電波歌姫の合唱する明るくテンポの良い曲です。多人数合唱曲というと、おニャン子クラブ等のアイドルグループの没個性的・記号的な歌声になりがちですが、ここではそうならないように概ね3名ほどに分かれて輪番で合唱している模様。ヘッドフォンで聞くとその辺りの細やかな配慮が感じられ魅力増しになるのでお勧めです。

明るくポップな曲調に爽やかなメロディ。陽性の掛け声や合いの手はどれも瑞々しく、ポップさに拍車をかけています。少女病というだけあって、かなりロリータ色の強い可愛らしい声質だけど、これを読んでいる貴方ならもう充分耐性有るでしょうから問題無いですよね(笑)。

アイドルマスター Love Flavor(少女病)
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(ロリ声質)ポップ偏差値合計
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KOTOKO / らずべりー '04 作詞KOTOKO 作曲編曲C.G MIX

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ギャルゲー「らずべりー」主題歌でKOTOKOによる超可愛い系ロリータ・ポップ。「ぽわんでちゅーちゅー」、「むにむにちゅわちゅわしゃらんららん」などという他に類を見ない独創的で自由な発想のKOTOKOによるポップな言語感覚が素晴らしい。ギャルゲーソングということで、こうしたロリータで甘くか弱く、完全に脳が空っぽ(PRETTY VACANT)な、男性の性的欲望処理にひたすら都合の良い女の子言葉が全編に散りばめられた歌詞はある意味、岩谷宏的にポップです。I'VEによるサウンドも歯切れが良く、メロディも甘くきれい。夏を題材にした明るく爽やかでちょっとエッチな歌詞に元気で陽性な乾いた曲調もイイですねー。

ゲーム公式動画(若干修正?)

涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈みくる版

↑個人的にこのシンクロ率の高い非常に出来の良いMAD動画により、KOTOKOさんのルックスはデフォルトで朝比奈みくるに設定されています(笑)。

「らずべりー」初回特典に同梱の「オリジナルサウンドトラックCD」収録。同じく戯画製作のゲーム「DUEL SAVIOR」初回限定版に同梱の「戯画オープニングサウンドトラックVOL.2」にも収録されていて、こちらには他にもKOTOKOによるロリータ・ポップ名曲の「さくらんぼキッス!~爆発だも~ん~」、「きゅるるんKissでジャンボ♪♪」の2曲が収録されていてお徳でオススメです。何れにしても「抜きゲー」を購入しないと音源入手不可。
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(ポップな言葉)ポップ偏差値合計
108777868566


YURIA&新堂真弓 / SHE SEE LOVE '04 音楽プロデュースLantis

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メイドさん躾(しつけ)アドベンチャーゲーム「メイドさんしぃしー」主題歌で、特別限定版封入の「メイドさんしぃし~サウンドトラック」収録曲。ライブドアがプロ野球参入を目指した際にオーナー会議でこのゲームの事が取り上げられ、参入阻止の一因になったとも言われるだけあって、凄まじい破壊力を持つ電波ソング(作り手が脳内に怪電波を受信してしまった、または自らが怪電波を発しているかのような、トンデモな歌の通称)。

ロリータ声の歌手二人による歌は基本的に明るく元気で爽やかなポップス。メロディラインは楽しく甘酸っぱい青春・学園生活を喚起させ、なかなか滑らかで良質です。そして随所に入る合いの手コーラスが実に瑞々しく明るく弾けた魅力に溢れています。特に若く可愛らしい女の子が発声する「ジョポポ、ジョポポポ」というフレーズは、全く一般音楽ファンには馴染みの無い不思議なものなのですが、耳触りは抜群に良く絶品ものです。(それがどんな意味を持つ言葉なのかは各自下記ムービーにて確認しましょう。)

更に歌詞は、ひたすら無償でご主人様に奉仕するメイドの気持ちを歌っていて、どう考えても現実には有り得ないエロゲーならではの超ご都合主義な内容、、、なんですが、分かっちゃいるけど気持ちイイ(笑)。ノリのいい音楽と明るいメロディ、耳障りのいい可愛い萌えヴォイスなどについつい聴き入ってしまいますが、そうすると、いつの間にかメイドさんトークに洗脳され、自分がさも可愛いメイドさん達に心底慕われ、ご奉仕される立派なご主人様にでもなったかのような錯覚に陥ってしまいます。うーん、これはもう麻薬的魅力と言えましょう。怪電波飛び交うメイドさんポップ、恐るべしです。

She See Love (フルバージョン)

メイドさんしぃしー (オープニング改造)(公式動画の改変版)

↑もっとはっきり見たい人は公式ページでダウンロード。

She See Love ReMix ver(リミックスというより録り直しのニューバージョン)
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーブメロディ器楽瑞々しさボーナス(メイドポップ)ポップ偏差値合計
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横山智佐with小桜エツ子 / 夢みれば夢も夢じゃない 作曲編曲MATARO '97

yumemireba1.jpgyumemireba2.jpg YOKOYAMA MIZUGI.jpg YOKOYAMA MIZUGI DM.jpg

TVアニメ「魔法少女プリティサミー」のオープニングテーマ。分厚く強烈なサンバサウンドが素晴らしい楽曲。こんなに本気でサンバやって一般のアニソンファンはちゃんと付いていっているのだろうか?と余計な心配をしてしまうほど。特に金属質なパーカッションの乱れ打ちが激しい間奏部分は最高ネ。アニソンだと思って舐めてかかると火傷しますゼ。メロディも明るく元気一杯スーパーハイテンションでテンポも速くノリノリでいい。

ただ、横山智佐さんのロリ系アニメ声がかなり個性的でそれに慣れることが出来るかどうかがこの曲を堪能できるかどうかの分かれ道となる。また、横山智佐さん以上に強烈なのが(おそらく)合いの手を入れている小桜エツ子さんの幼児性アニメ声で、これを克服しない限り高級国産サンバの至福の快楽にはありつけないという、何とも辛く厳しいアニソン道への踏み絵のような楽曲。当初は私も全く聴くに耐えなかったのだが、我慢して何度も聴いて克服出来ました(笑)。出来るだけ多くの人にこの試練を乗り越えるという同じ体験をして欲しいものである。
明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(強烈なサンバ)ポップ偏差値合計
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